安平分場は主に繁殖を行っています。
【受精】
獣医師、受精師の指導の基、最適な状態で受精させます。
【妊娠確定～分娩期間】
受精から45日～60日を目途に妊娠が確認出来れば、人と同じ10か月10日間の妊娠期間を過ごし、分娩を待ちます。分娩予定の1か月前からいつ生まれてもおかしくない状況の為、個室管理を行い、細やかな見回りでいち早く分娩兆候を発見し、分娩開始に備えます。
【出生】
分娩後は子牛は3日間はお母さん牛と一緒に過ごし、それから後90日間は人口保育に入ります。この期間は頑丈な骨格づくりには大事な期間となります。
【離乳・育成期】
約90日間の保育期間が終わると、草食動物としての本来の姿の通り、良質な自社産の牧草を十分に食べ、丈夫な胃袋をつくります。そして、生後3か月齢から6か月齢になると当社のもう1つの牧場である長沼本場へ、肥育に向ける牛は移動されます。
安平分場から移動してきた牛たちは、9か月齢までは育成期と同様に良質な牧草を食べ、それぞれの牛の成長度合いに合わせ、飼料を与えます。13か月以降の肥育期間は、美味しい馬追和牛に仕上げる為のとても重要な時期に入ります。長年の当社の経験を必要とし、牛と人の関わりあい方が重要となり、毎日それぞれの牛の顔や身体つきを見て、病気や健康面などに問題が無いか確認します。1頭の馬追和牛が育つまでの過程は受精から約40か月です。大事に大事に育ててきた牛たちの成育の結果が次の世代の牛たちに反映されていくのが、また40か月後になります。その繰り返しが今の馬追和牛を生み出していき、これからの馬追和牛をより良いものに育てていくと考えます。
ロゴマークに込めた｢二｣､｢八｣の想い。
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二
現在当社は2代目の森崎睦博が経営をしており、一代目が努力し築き上げてきた歴史を忘れず恥じないよう、新たに二代目から和牛の一貫肥育に取り組んでいく、「今があるのは、初代の努力があったから」という決意を忘れず、牛育てをしています。
代目の想い
八
つの心と力
当社では八つの心と力を理念に取り組んでいます。
● 牛愛：生まれてきた命を最後まで愛情を持って育て上げる決意。
● 好奇心：牛の為になる事ならあらゆる事に興味を持ち、食べてくれる人の事を考える。
● 探究心：納得するまで追求していく強い心を持ち、美味しい馬追和牛づくりへのこだわりを持つ。
● 思いやる心：牛や人に対して、同じ命として思いやる心。
● 想像力：どんな状況でも諦めるのではなく、
あらゆる方向で解決策を想像出来る発想力とお客様目線の商品開発の実施。
● 計画力：想像した事に対して的確な計画を立てる力と、馬追和牛の品質の維持と安定供給。
● 実行力：計画した事に対して、実行できる力。馬追和牛を日本国内のみならず、世界へ発信する。
● 持続力：始めた事を正確に継続していける力、長沼ファーム生まれ、長沼ファーム育ちを貫く。
お客様へのメッセージ
「一頭一頭のストーリーが見える牛肉」を提供したい
当社は出生から肥育、そして出荷まで全て自社ですべて行なっております。それは一頭一頭の牛の生に対し真摯に向き合い、それぞれの牛に思入れを持ち、牛たちがみなさまの食卓に届くまでしっかりと育てたいという生産者の想いからです。
牛それぞれの個体識別番号は出生から最後まで当社内一括管理。
牛は人間と同じでそれぞれに、性格や身体の性質があります。当社で生まれた牛を個体管理することで、牛たちの性質を深く理解し、一頭一頭の能力を最大限に引き出すことができます。
一頭一頭の牛に寄り添った長沼ファームの馬追和牛。それは牛と消費者を想いの優しさの味です。
会社概要
企 業 名：
住 所：
電話番号：
M A I L：
従 業 員：
代 表 者：
長沼本場長：
畜産品目：
有限会社長沼ファーム
〒069-1317 北海道夕張郡長沼町東７線北５
0123-88-3698 FAX：0123-88-3808
13名
森崎睦博
木村健一
黒毛和牛
安平分場
住 所：
電話番号：
安平分場長：
〒059-1511 勇払郡安平町安平229-2
0145-23-2007 FAX:0145-23-2026
荒谷圭太
About to "NAGANUMA FARM"
長沼ファームについて
昭和４４年１２月に設立。 牛の繁殖・育成・肥育の一貫体制。 ２０１８年７月時点の在頭数は、馬追和牛の繁殖牛520頭、交雑種の育成、肥育牛が378頭、馬追和牛の育成、肥育牛が552頭の合計1450頭です。
２０２０年には、当社の全てが１００％馬追和牛となります。
